TORETTO CHAIR
- トレット チェア -
¥19,800 〜
<SPEC>
- Material -
HDPE Gridstop (Front)、Packcloth 200d (Back)
[Inner Pad]
Polyethylene 2mm
[Built-in Pole]
Carbon Fiber
- Weight -
300g
- Capacity -
90kg
- Color -
Olive (Other Colors:Order)
※NRUC NEST 店頭のみの受注アイテムです。
〜 最軽量を目指した全地形対応の座椅子 〜
4本ポールモデルでは世界最軽量クラスのトレットチェアは、山の休憩時間の質を確実に上げる携帯座椅子です。
内蔵のポールはグラム単位の調整を繰り返し、耐荷重90kgの強度を損なわないギリギリの重さまで削ったオリジナルのカーボンポール。内蔵パッドは多少の荒地でも痛みを伴わない2mmのポリエチレンフォームを採用し、アウトドア座椅子の標準重量だった5〜600gを大幅に下回る300g(実測298g〜302g)を実現しました。
〜 ”無駄のその先”集大成的アイテムの誕生 〜
Nrucのフィロソフィのひとつに「無駄のその先へ…」という謳い文句がある。Nrucはこれまでにいくつもの”無駄”な観点から始まったプロダクトやギミックを提案してきた。
U.Lが広く叫ばれるようになった昨今、装備はどんどんシンプルになり”無駄”が次から次へと排除される。そのU.Lが「より遠く、より速く」のための手段ではなく、受け売りやファッション的に無駄をただただ闇雲に排除するのであればそれはとても悲しい。この座椅子プロダクトなんて真っ先に排除される、いやそもそもアウトオブ眼中なカテゴリーだろう。ただ、「そこでいかに寛ぐか」を目的にすれば一瞬にしてこのカテゴリーは必須アイテムに昇華する。
私はテント泊時には必ず座椅子を持っていく。座椅子をもっていくためにテントを軽くしてベースウェイトの空きを作るくらいの座椅子ラバーだ。ただ、いろいろなハイカーに話を聞いてみると、テント泊で500g台の組み立て椅子を持っていくハイカーも結構いるようだ。しかし悩みは「テントの外でしか使えないこと」。座椅子なら外でも中でも使えるのに、思っていた以上に座椅子という選択肢を持ち合わせていなかった人が多かったことに驚いた。とはいえ、今まで各メーカーから登場していた座椅子プロダクトは重すぎた。「半分くらい軽くなれば、もっと気兼ねなく持っていけるのに…」これが座椅子ハイカーの総意だと私は勝手に思っていた。どこまで軽くできるか。誰もやらないなら、Nrucがやるしかないだろう。個人的に20年近く愛してきた「なくてもいい」筆頭の座椅子というプロダクト。むしろNrucがやるべきアイテムだった。ちょっとした使命感をもって取り組んだTORETTO CHAIRはまさに”無駄のその先”を進み続けた私たちの集大成ともいえる。
どこまで快適度を落とさずに肉抜きできるか。何度も試作し、調整を繰り返してたどり着いた300gの座椅子。昨今はバックパックのベースウェイトに縛られているきらいがあるが、ベースウェイトは「どこをどのリズムで登るか」でその都度変えていい。その時に、あなたのベースウェイトに300gの空きがあれば、是非試して欲しい”無駄のその先”を体感できるアイテムだ。
〜 補強ポイントへの拘り 〜
長年、他ブランドの座椅子を愛用してきた経験から、ただ軽いだけではなく重要な補強ポイントにもしっかり焦点を当てました。4本ポールタイプの座椅子は左右に配した上下のカーボンポールが交わるV点に最も大きな力が加わります。ここは地面の砂や小石と常に擦れるため、どんなに強靭な素材で補強してもフィールド利用頻度が増えると必ず穴が開きます。そのためNrucではこのポジションに補強パーツの取り替え方式を採用しました。おそらくここまでの配慮は業界初でしょう。もちろんスペアパーツも重くならないよう表地には薄さと軽さ・耐摩耗性のバランスに優れたエステル帆布を使用。破れそうになったらご自身のタイミングでスペアパーツと交換可してください。
〜 圧倒的な軽さよりも大切な使用感 〜
軽さだけに拘れば、200g台前半を叩き出せる2本ポール方式を採用することもできましたが、これは傾斜のある地面には使い難く、またアウトドア座椅子の醍醐味でもある”ロッキング機能”を体感できないデメリットも孕んでいました。長い時間リラックスできないと意味がない。これは軽さ以上に譲れなかった拘りです。
サイドパネルの採用も同様に譲れなかったポイントのひとつ。外部から小石や砂の侵入を防ぐ役割を果たします。これは長年使用していて何度もストレスを感じていた点でした。また、サイドパネルの採用はフィット感向上にも一役買いました。正直に言うとこれは偶然の産物。このロッキング機能と包み込まれる感覚はまるで簡易版ハンモックのような、想像以上のチルタイムを提供します。
〜 収納性 〜
4つ折りにすると、トレットチェアの下辺は500mlペットボトルとほぼ同じ径になります。サイドポケットには難なく対応。バックパックの下や上にも括り付けやすい形状です。また、コの字でバックパックの中に収納すれば背面パッド&型崩れ防止のフレーム代わりになる利便性も秘めています。
- COLOR -
※トレットチェアはNRUC NEST店頭のみの受注生産アイテムです。
Olive:¥19,800-
Other Color:¥22,000-
Olive
Coyote
Gray
Navy
Black
Fuchsia Purple
Lime
Ninjin